インプット週間の果てに
今週は、全体的にだるいなーと思いつつも、
気がついたらたくさんの出会いとインプットに満ちた週でありました。
7月19日には、
代官山にある現代アートの学校MADで、
「ざつぜんと生きる」という、
横浜市の地域作業所「カプカプ」の話
7月21日には、
横浜の黄金町にある「旧劇場」なる元ストリップ劇場で、
「たたみかた」という「30代のための社会文芸誌」を創刊した
「アタシ社」の三根さんのお話。
もー、どちらも超刺激的で、
人生観変わって、
自分をつきつめるいいきっかけやメッセージに溢れていた。
これら、後日ぼちぼち紹介したい。
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が、今日のところは、そんな刺激を受けたおれが、
どれだけ古いパターンに囚われてウジウジしているかの一人劇場。
以下、デロデロと吐き出すので注意。
つまり、一週間にして、
同世代や、同じようなキャリアだった人から
「自分のやりたいことにつきすすめ」
「自分の中の”囚われ”に気づいて自由に生きよう」
というメッセージをたくさん浴びたわけである。
そうしたら、なぜか昨日から急に、
取り組むべき未解決課題・・・
「胸を取り除きたい」問題が再燃。
あわせて「どっかでバイトでもするか」問題に発展。
トムとジェリーが永遠に追いかけっこを繰り返しているように、
ゾンビ一人に捕まると、すぐにゾンビまみれになるように、
10年くらいパパっと振り払ってはシュッと襲われるこの2大問題。
どーでもいいのに、一生ウジウジモニモニできてしまうかもくらい、
おれの何かに引っかかって、解決に至らない。
この、胸オペ問題。
気になり始めると、胸オペGOちゃんは、
「さっさと100万円稼いでオペをすればよろしい。
毎日ちょっとずつ不快である人生を
これから先ずーっと続けることを考えたら、
1年かかったって安いもんでしょ。」
という。
その通り!
さっそくGoogleで胸オペのできる病院をチェック!
でもでも、ちょっと待った。
「これって、胸のない女が
”モテないし自分嫌いだから、豊胸手術を受けたい!”
って言ってるのと同レベルな発想だよ?いいの?いいの?」
もう一人のおれが出てきて、「ダメ、絶対☆」的なプレッシャーをかける。
こちらの言い分はこんな感じ。
今、あなたは
「女は細くて胸が大きくないとダメ」
「男はいい感じな逆三角形じゃなきゃね!」
っていう世の中の思い込みに自分を当てはめて苦しんでいるにすぎない。
本当は、
「どんな体だって、ありたい自分でいられる」
そういう社会を目指したいんでしょ?
自分の体に納得できないのは、
世の中の「当たり前」の圧力に負けているから。
本当はあなたは、
自分の体のままで、自分の心がくちゃくちゃにならない自分
になりたいのであって、
変えたいのは、
この胸じゃなくて、
この胸を切らないとしんどいあなたのものの見方なんでしょ?
周りの人のものの見方なんでしょ?
安易に胸の不愉快さに屈してはダメ、絶対☆
・・・そんなことを、
学校の先生のごとくブワーッと脳内でのたまって消えていく。
そういう「正しさ」も、よくわかる。
だから、
簡単にお金を貯めて胸を切ることは、
どこか、「負け」な気がしてしまうのだ。
あー、面倒くさい性格。
そう、どちらの「言い分」も「正しい」から、
おれは、自分で一番、納得ができる方向に進んでいくしかない。
それが、こうしてずーっと終わらない追いかけっこを続けることなのか、
1年間、がんばってバイトして胸を切ることなのか、まだわからない。
ん?
と思う方もいると思う。
そう、おれは定職についていない。
まだ、これもおれなりの囚われがあって、
正規雇用というものについたことがないのだ。
自分の「やりたいこと」だけで生きていきたいと決めているから
うっかりバイトや就職をして、
不本意なことに手を出すのも、「負け」なのだ。
あ〜、面倒臭い。
しっかりがっつり「社会人」の世界に入って、
学べることも多くあるだろうに。
自分の心身を削ぐようで、単純に怖い。
だから・・・
自分が日本社会で働けるか不安だから、
胸オペしちゃだめダメ絶対☆キャラを脳内で作り出しているのだろうか。
それとも、胸オペにかかわって、
親の説得とか、
ますます公共の風呂に入れないよ問題が発生するから、
そういう問題が不安だから、
その段階に到達できないようにお金を稼げない自分がいるのか。
あー、面倒臭い。
そしていつも思うんだ。
そんなの誰も、気にしてねぇよって。
本当に自分が向き合うべき問題は、ここにある、のだろうか。
でも、生きてるって、周りからみたらどうでもいい「問題」を
納得できるように整理したり、乗り越えたりしていく、
それ以外のことでしかないんだと思う。
大きい山や、小さい山があるだろうけど。
中途半端に選択肢があるように見えると、余計に悩むんだろうけど。
どうでもよくて。
本当は、もっと、自分の勢いに任せて生きる術が欲しいんだ。
本当は、自分が迷わず全力で走れるレールを、
探しているんだろうな。
まだまだ、手ぬるくって、嫌気がさして、
そして自分の要求は「胸を切れ」になるんだろうな。